この記事では次のようなことが学べます。
・相手に伝わりやすい話し方
・相手のコミュニケーションのタイプを知る
話が伝わりにくい
仕事やビジネス、友人や家族とのコミュニケーションにおいて、「話が伝わらない」「話が理解できない」と思ったことはないですか。
そんな時は相手とのコミュニケーションの違いを理解できず、伝わりづらい言葉を選んでいるかもしれません。
【コミュニケーション上達の鍵!VAKとは】
私たちは五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を使って情報を処理したりインプットしています。
そして目や耳などから入ってきた情報をもとに状況を把握して周囲の人とコミュニケーションを取っています。
心理学NLPではこの五感を3つに区分し、頭文字をとってVAK(VAKモデル)と呼んでいます。
・Visual(視覚)
・Auditory(聴覚)
・kinesthetic(身体感覚)
※味覚と嗅覚は身体感覚(kinesthetic)に含む
このVAKの使い方には人それぞれ個性があり、普段その人が優位に働かせている感覚を
「表象(代表)システム」と呼ばれています。
例えば「ハワイ」と聞くとあなたは何を思い浮かべますか。
1.海やヤシの木など自然の景色
2.波の音、フラダンスの音楽
3.温かい空気
お気づきかもしれませんが、1は視覚優位、2は聴覚優位、3は体感覚優位の方の伝え方です。
そのかように「ハワイ」という単語ひとつでも表象システムの違いによってアウトプットされるものが変わります。
私たちの日々のコミュニケーションにおいても常にこうした出来事が起こっているのです。
話が伝わらない、相手の言葉が理解できない時はお互いの表象システム(VAK)が違うことにより相手に伝わりづらい言葉を選択してる可能性があります。
表象システムを理解することで日常のコミュニケーションはぐんと変わります!
自分を知る、相手を知る
私は視覚優位のため相手に伝える時に身振り手振りをすることが多いです。
そして比較的早口で話す傾向があります。
私は人前で話す機会が比較的多くあるのですが、よく最初の頃に「ゆっくり」と指摘をされました。
視覚優位の方は割と「早口」の傾向があるのです。それでも自分のコミュニケーションの傾向を知らないと自分自身をスタンダードに捉え、早口であることに気づかない傾向があります。
一方、体感覚優位の方は比較的「ゆっくり」話す傾向があります。
そのため私が早く話してしまうと話を理解でしづらくなってしまいます。
逆もあります。体感覚重視のスローペースが視覚優位の方にはイライラさせてしまうこともあるのです。
このように自分や相手がどのような表象システムを使い方慣れているか知ることによってコミュニケーションに工夫画生まれ、信頼関係をより効果的に築くことができます。
自分はどのタイプだろう気になった方はこちらのリンクより確認してみてください。
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